わたしには合わなかったと言ったら

土曜日。息子のプール教室を待つ間に夫と諍いになった。

夫が勧めてきた本多勝一の「日本語の作文技術」について、わたしには合わなかったと途中で読むのを諦めたことを伝えると、不服そうな顔でどこが合わなかったのかと聞いてきた。

例文として大江健三郎の評論文が挙げられていたのだけど、例文が読みにくくて読む気を無くしてしまったよ。と伝えると、悪文として紹介しているのだから、読みにくいのは間違っていないだろうと返してくる。

自分が気に入った本を蔑ろにされて気を悪くしたようだ。

しまいには、君の読解能力が低いのが原因だろう、朝日新聞の記者を長年してきた作者と現在無職の君。本が悪いのではなく、理解できないだけだろうと言ってくる。頭にきて突ついてやる。

週明けに本勝の話しをぶり返すと、碌に説明もせずにわたしには合わなかったの言葉で済まされたのが嫌だったとのこと。

わたしと夫、どちらも幼稚で嫌になる。

自分が気に入った本を共有したいという気持ちも分かるので、再度挑戦してみる。

夫にはわたしのお勧めの本、阿部紘久の本を代わりに読んでもらうことになった。

ブックオフで店舗取り寄せしたので手元に届くのが楽しみだ。