2年間の段ボールコンポスト生活を卒業

2年間の段ボールコンポスト生活。段ボールが雨風でヨレヨレになったのを機に既製品のコンポストに乗り換えることにした。

まだ乗り換え先は決めていないけれど・・、段ボールは卒業。

最初に書いておくと、"はじめてのコンポスト"を段ボールにしてよかったなとは思っている。"はじめて" にはよかったけれど、耐久性の問題で続けるのは難しいと感じたので初代をもって卒業することにした。

これまで使っていた段ボールコンポストの使用感をまとめる。

どうして段ボールコンポストにしたのか

地域で段ボールコンポストのスタートキットが無料配布されていたので何となく始めてみた。既製品も検討したが、コンポスト生活を続けられのるか不安だったので廃棄が手軽な段ボールから始めてみることにした。

段ボールコンポストのために用意したもの

配布されたもの

追加で用意したもの

  • 生ゴミを入れるための蓋付きホーローポット
  • ティーパック、コーヒーフィルターを干す用の使い終わった食品トレー
  • 追加用のピートモス、もみがらくん炭

ティーパック、コーヒーフィルターの包み部分は消化できないのでトレーで一旦乾かしてからコンポストに入れる様にしていた。

コンポスト生活のルーチン

1日1回ホーローに溜めた生ごみを段ボールコンポストに捨てに行く。段ボールコンポスト生ごみを入れたらスコップで中をかき回し、最後に風呂敷で蓋をして完了。

消化が追いつかなくなってきたら庭の隅に用意した残さ置場にコンポストの中身を捨て、新しいピートモスともみがらくん炭に入れ替える。

段ボールコンポストを使ってみて

コンポスト生活で燃えるごみを出す周期が週に2回から1回に減り、毎日生ごみを捨てられるように。これでごみストレスフリーになり、日常生活のごみ問題は丸っと解決!

ーとはなりませんでした。 

しばらく運用していくと、コンポストにはどうしても虫が寄ってくる。小蝿やミズアブが度々大量発生。虫は生ごみを消化する手助けをしてくれているとポジティブに捉えようとしていたものの、近所の子供さんに「これなーにー?虫がいっぱいいるよー」と言われたのがきまづかった。

そんな虫たちも秋が過ぎて冬を迎えると姿を消してしまう。コンポストの中にいる微生物たちの活動も鈍化し、消化が進まなくなってくる。

 

「虫とのお付き合い」も「冬季の利用が難しい」に関してもコンポストの宿命なのでコンポスト生活を手軽に経験することができてよかった。

ただ2年が経過し、雨風にさらされた段ボールはヨレヨレになり、蓋として使用していた風呂敷も風で飛ばされてなくなってしまったんですよね。段ボールが故に耐久性が弱すぎる。

作り直すのも手間なのでコンポストのいい面も悪い面も理解したいま、既製品を導入しようと検討しています。

コンポストだけだと冬の間の生ごみ処理が追いつかなかったので、コンポストに加えて屋内設置の乾燥タイプも併用しようか検討中。